『どうぞ沢山お食べになって』ログ
2018 4月22日セッション CoCシナリオ『どうぞ沢山お食べになって』のログ。
二戸伸平 / はまち … 図書館司書。
ルファイ・クリア / まこっちゃん … クリアファイルの頭を持つ、いわゆる異形頭さん。
みかん :早速始めていきましょう導入からです~
はまち :は~い
まこっちゃん:はーい
とある日の夜。
いつもの日常を過ごすはずだった探索者だがどうにも立て続けにトラブルが巻き起こり、疲れ果てて帰宅する事になってしまった。
ふらふらと自室へ戻り、ベッドに倒れ込むように横になり目を閉じる。
次に目を開けると、そこは見たこともない場所に居ることに探索者は気がつくだろう
壁も床も何もかもが真っ白の部屋だ。5m×5mほどの比較的小さな部屋。扉や窓は見当たらない。
壁際には棚や本棚が見え、部屋の真ん中にはテーブルがあるが椅子はない。
テーブルの上には皿に乗ったカップケーキとフォーク、そして蝋燭が置かれている。
ニトシン :「ん? ここは?」
ルファイ :「ん。。拉致監禁でしょうか、物騒ですねえ……」
ニトシン :「わっ! ひとりじゃなかった…」
はまち :灯りはろうそくだけです?
みかん :探索に支障がない程度の灯りの光源はあるとします
はまち :了解です
みかん :相手の頭は人のそれではありませんがSANcはないです なぜかそういうものだなと納得できます。ご都合主義です
ニトシン :「えっとぉ……僕、二戸って言います。二戸伸平で、ニトシンって、とりあえず、呼んでください」
ルファイ :「初めまして~ ルファイと申します~。にとしんさんですね! よろしくお願いします~!」
ニトシン :「よろしくですぅ。…早速ですがここどこですかね?」
ルファイ :「さあ……でもカップケーキ美味しそうですねえ。食べれるのかなんて野暮なことは禁止ですよ?」
ニトシン :「ナイフとフォークもおかれて、食べてくださいと言わんばかりの感じですねぇ」
はまち :ケーキ一個ですか?
みかん :はい、目が覚めた時には1つでした。……が、今は2つありますね
はまち :??? フォークとかも2人分?
みかん :今机の上には2つのカップケーキがあります。フォークは元々人数分ですね
はまち :なるほど…? ケーキをよく見てみます
男性なら一口でも食べてしまえそうな程の小さなカップケーキで妙な所は見当たらない。
真っ白なホイップクリームが盛られカラフルな砂糖がまぶされている。
見た目はとても華やかで美味しそうなカップケーキだ。
ルファイ :「さあ一気! 一気!」
ニトシン :「おいしそうではありますね…でも誰が作ったかもわからないのを食べるのはちょっと…。ルファイさん、そういうの気にしない人です?」
ルファイ :「常識人ですねえ、そもそも私は食事を必要としないので」
ニトシン :「なるほど…。(紙を消化してるのかな?)」
ルファイ :「(なんか失礼なこと思われた気がする)」
ニトシン :「なんか、メッセージ的なのないんすかね? 僕ら寝てたわけだし、置き手紙みたいな」
ルファイ :「まあ食べるときはあなたにお任せします~、私は本をみたいですねえ~」
ニトシン :「ふむ」
まこっちゃん:本棚に図書館か目星ふれます?
みかん :両方振れます~ とりあえず技能無し情報
本棚だが、中身はスカスカで何冊かの本が平積みにされている。
そのどれもがお菓子のレシピで
「アイシングカップケーキ」「カップケーキの基本」「初心者のケーキ作り」「本格的なフランス菓子」などのタイトルが並ぶ。
まこっちゃん:じゃあ図書館振ります~
みかん :図書館どうぞ
まこっちゃん:1d100 → 74 → 成功
まこっちゃん:ギリギリすぎない?
みかん :では情報を
探索者は、明らかに使い込まれて背表紙が少し破れている「誰かに振る舞うカップケーキ」というタイトルのレシピを手に取った。
そのレシピの表紙は、皿の上に乗っているカップケーキと同じ物であり、きっとあのカップケーキのレシピが中に書かれているだろうという事に気がつく。
★誰かに振る舞うカップケーキ
中を読むとカップケーキのレシピがいくつも書かれていて
その中に「大切な人へ贈りたい振る舞いのカップケーキ」という項目を探索者は見つける事ができる。
読み上げると薄力粉や生クリーム、卵といった材料で作られた生地の中に、イチゴジャムを入れて焼き上げるレシピだ。
そしてこのレシピの端に手書きのメモで“バイキング用カップケーキのレシピ”と書かれている。
ルファイ :「なんか大切な人へ贈りたい云々って書いてあるページに、バイキング用カップケーキのレシピとか書いてありましたねえ~」
ニトシン :「バイキング用カップケーキ…何人分だろう」
ルファイ :「イチゴジャムですかあ~美味しそうですねえ~」
ニトシン :「さっきのカップケーキがそれですかね」
ルファイ :「そうですねえ~ イチゴジャムの代わりに血などが使われてるかもしれませんねえ~」
ニトシン :「ひえっ それは勘弁…」
ルファイ :「冗談ですよ」
まこっちゃん:あと目星もふれるんでしたっけ?
みかん :振れますね
まこっちゃん:1d100 → 24 → 成功
この本棚の後ろに隙間がある事が解る。
まこっちゃん:手が入りますか?
みかん :本棚動かせば見れますかね。動かさずには無理そうです
ルファイ :「なんか隙間があるんですよ~動かします?」
ニトシン :「お! 動かしますか。ちょうどね、この部屋の扉はどこにあるんだろうと考えてたんですよ。多分この裏に…」
はまち :と言って押します
ルファイ :「ネズミがブワアあああって出てくるかもですねえ」
本棚の裏の壁に人の手が入りそうな程の穴が空いているのを見つける事が出来る。
この本棚はきっとこの穴を隠すために置かれているのかもしれない、と探索者は思うだろう。
壁の穴を覗いても真っ暗闇で何も見えない。
ニトシン :「あれ? 小さい」
ルファイ :「私のかみ、使います? 無くなっても死にませんから」
ニトシン :「大事な書類じゃなければ投函してみますか」
ルファイ :「はいどうぞ」
みかん :では穴の先に何かがあり、コツンと何かに行き当たります
ルファイ :「おお~」
ニトシン :「何かあたったっぽいですね」
はまち :ろうそく持ってこれます?
みかん :どうぞ
はまち :持ってきます
みかん :あ、ろうそく取りにテーブル行きますよね?
はまち :いきますね
みかん :テーブルの上のカップケーキが32個になってるのがわかります
はまち :32!?
みかん :32です
ニトシン :「!!?」
ルファイ :「ばいばいんですかねえ? 言っておきますが私は食べれませんよ」
ニトシン :「どこから…?」
はまち :上を見ます
みかん :上は天井です
はまち :何もないです? 穴とか
みかん :何もないです
ニトシン :「どういうこと…? コストコみたいになってる」
ルファイ :「そのうち部屋が埋まって、窒息死とかありえそうですねえ。さあ一気! 一気!」
ニトシン :「えー…」
ルファイ :「中身イチゴジャムですよ、多分」
ニトシン :「なんだろう、これだけ多いと『食え!』って感じがしないでもない…」
ルファイ :「バイキングって書いてありましたし、食べないと殺されるんですよ」
はまち :とりあえずナイフで一個わってみます
みかん :割りますか、了解です
ニトシン :「レシピ通りなら食べても大丈夫そうではありますね」
カップケーキを半分に切ると、中からどろりとした赤黒い液体が流れ出てきた。
そして探索者が赤黒い液体を不審に思って観察しているその最中、驚くべき事が起こった。
探索者が瞬きをした一瞬のうちに切りわけた半分が1つのカップケーキに変貌したのだ。
流れ出た液体も綺麗さっぱり消えていて、その痕跡は皿にも見当たらない。
探索者は目の前でケーキが増えた事に心底びっくりする事だろう。
みかん :SANチェック(0/1)
はまち :えーーーーーーー
はまち :1d100 → 64 → 失敗
まこっちゃん:ルファイちゃんもです?
はまち :うーーーーーん
みかん :みてるならそうですね
まこっちゃん:見てたので振ります
まこっちゃん:1d100 → 18 → 成功
ニトシン :「こわ……」
ルファイ :「わあ! 増えましたね! ノーベル賞取れるんじゃないですか!」
ニトシン :「これ、増えて窒息ありえますよ」
ルファイ :「とりあえず穴から取り出しましょ」
ニトシン :「ああ、そうでした」
はまち :穴いきます
みかん :取りますか?
はまち :とります
よく見るとそれは普段から見慣れている物で、スマートフォンであるという事がわかる。電源がついて、普通に使うことが出来る。
ニトシン :「スマホですね…」
ルファイ :「スマートフォンですねえ!」
はまち :写真などはありますか?
みかん :あります 写真フォルダとメールフォルダがあります
はまち :あーじゃあさきにメール見ます
メールフォルダの中には書きかけのメールが保存されていた。
「助けて、こんなの食べられるわけない!食べ残しはペナルティがあるって知らなかったんだ!
あんな事が机の裏に書いてあるなんて!助けて、カップケーキに殺される!」
ルファイ :「何かありました?」
ニトシン :「メールが……」といって共有します
ルファイ :「食べ残しですか……やっぱり一気に食べたほうがよかったのでは?」
ニトシン :「ですかねえ? …机の裏に何か描いてあるみたいですよ」
ルファイ :「私見て見ますね、机の裏」
まこっちゃん:机の裏を見ます
みかん :テーブルの裏見るなら目星ですね
まこっちゃん:1d100 → 25 → 成功
ニトシン :「でもカップケーキに殺されるというと毒とか…いや、でもだれだれに、ではなくカップケーキに、ということは毒っぽくない…?」
ルファイ :「毒は怖いですねえ」
テーブルを覗き込むと文字が彫りこまれているのが読めた。
「ケーキバイキングの制限時間は60分。食べ残したらペナルティ」
ルファイ :「あらら、60ぷん制限みたいですねえ。食べ残したらペナルティ、とも」
ニトシン :「食べ残したら…これは早く食べなきゃですね…はぁ…気が進まないけど…」
ルファイ :「私は食べれないので、にとしんさんよろしくお願いしますねえ~ファイトーいっぱーつ」
はまち :深呼吸して一個食べます。SANチェックか……?
みかん :CON×6どうぞ
はまち :CON×6……CON12なので 72
はまち :1d100 → 15 → 成功
みかん :食べれます。おいしいです
はまち :イチゴジャムですか?
みかん :ですね。多分
まこっちゃん:>>多分<<
みかん :シナリオに記述がないですけど多分おいしいと思います
ルファイ :「大丈夫です?」
ニトシン :「おいしい、うん、おいしいですね。お腹の中で増えたりしないかな…いや、だとしたらもう遅いか…これは覚悟を決めなきゃですねぇ…」
ルファイ :「さあ残りもバンバン食べましょ! お腹の中で増えて死んでも骨は拾いますよ」
みかん :食べることに集中します?
はまち :集中します
ルファイ :「ファイト~~」
はまち :とりあえずどんどん食べて減らします
みかん :じゃあそうですね…どのくらいダイス振りたいですか?出来るだけ振りたいor出来るだけ振りたくない
はまち :ん~~~~~…技能使ってないから振る方で
みかん :はいじゃあ5個ずつロールしましょう
みかん :まず5個CON×6です
はまち :1d100 → 75 → 失敗
はまち :おうふ
みかん :じゃあ上手く食べられませんでした 元の形に戻ります
はまち :戻る……
まこっちゃん:お手伝いできないのがクッソ痛い
みかん :多分甘さとかが無理だったのでは
はまち :つら……
みかん :SANcします? してもしなくても
はまち :しましょう
みかん :どうぞ0/1です
はまち :1d100 → 98 → 失敗
はまち :うわーーーーー
みかん :wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まこっちゃん:ファンブル
はまち :だめだこいつ……とりあえずSAN1減らしますね
ニトシン :「げっほ!ごっほ!」
まこっちゃん:「大丈夫です? 私も食べれたらいいんですが。。」
ニトシン :「うーんとてもひとりぶんの量じゃないね…」
みかん :この部屋特有の謎の力で口に運んだら消えるのでもいいですよ。消える際には食べる人と同じ処理します
ルファイ :「だからと言って大人しく死を待つのもあれですねえ。。」
ニトシン :「まあ、どうしようもないので食べますけど…」
まこっちゃん:ルファイちゃんもふるんです?
みかん :協力するなら一緒に振って減らせます
ニトシン :「噛んだら分裂しない…? そしたらルファイさんもいけるかも」
はまち :一個渡します
ルファイ :「わっわわわわ私に口もはもございませんよ?? 試しますが。。」
まこっちゃん:クリアファイルに挟みます
はまち :CON×6?
みかん :ですね
まこっちゃん:1d100 → 91 → 失敗
はまち :たっか………………
みかん :元の形に戻ります でもこの要領で食べ?られそうだなとは思いました
ルファイ :「げっほ! ダメですねえ、とてもむりです、かみが汚れます」
ニトシン :「うーん、でしょうねえ」
ルファイ :「まあ頑張りますかあ」
はまち :またたべます
まこっちゃん:食べます
みかん :×6です
はまち :1d100 → 90 → 失敗
はまち :?????????????????????????
まこっちゃん:1d100 → 67 → 失敗
まこっちゃん:???????
みかん :んんんんんんんんん~~~~~~~~~~~…………………………元に戻ります
まこっちゃん:今の時点でカップケーキ幾つです?
みかん :31ですね…
ニトシン :「これ、嫌いなやつだ。絶対セロリはいってる」
ルファイ :「奇遇ですね、私もです。そもそも味覚などありませんが」
まこっちゃん:また食べます
はまち :おなじく
みかん :×6です
まこっちゃん:1d100 → 38 → 成功
はまち :1d100 → 13 → 成功
まこっちゃん:よっしゃ
みかん :やった!!!!!!!!!!!!!!
はまち :ブレ幅がすごい
みかん :21です
まこっちゃん:ルファイちゃも5こ食べたんか
ニトシン :「(無心で食べ続ける)」
ルファイ :「(もう何も喋らない)」
まこっちゃん:食べます
みかん :次×5になります
はまち :おーうそんなパターンか
みかん :どうぞ
はまち :1d100 → 85 → 失敗
まこっちゃん:1d100 → 50 → 成功
まこっちゃん:ぎりッッぎり
みかん :残り16です!!!
はまち :このダイスおかしいよぉ……
みかん :はまちさんげんきだしてください…
まこっちゃん:また食べます
はまち :食べます
みかん :まことさん×4、はまちさん×5ですね
まこっちゃん:1d100 → 79 → 失敗
はまち :1d100 → 32 → 成功
まこっちゃん:ンンンンンン
はまち :よし おいついた
みかん :11です
はまち :続いて食べていきます
みかん :二人とも×4です
まこっちゃん:1d100 → 64 → 失敗
はまち :1d100 → 89 → 失敗
みかん :運ゲ…
はまち :なんじゃこりゃ
まこっちゃん:もおおおおお……食べます
みかん :どうぞ…
はまち :1d100 → 66 → 失敗
まこっちゃん:1d100 → 77 → 失敗
まこっちゃん:作業ゲーじゃねえか
みかん :ですね…
はまち :まあ実際ニトシン達はかなり作業
みかん :もう振り続けるしか道がない
はまち :1d100 → 39 → 成功
まこっちゃん:1d100 → 28 → 成功
はまち :QUTTA!!!!
まこっちゃん:あといっっこおおおおおお
ニトシン :「あと一個ですね…」
みかん :やった!!!!!!!!!!!残り1個です!!!!!!!!!!!×3!!!!!!!!!!!!!
ニトシン :「ここは僕に決めさせてください……へへ……」
ルファイ :「人生初の食事がこれとか。。人じゃないし食事じゃないですけど…どうぞ。。」
はまち :1d100 → 1 → 成功
みかん :!?!??!?!??!?!????!?!!
はまち :SUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE
まこっちゃん:やっっったあああああああああああ
みかん :持ってる
はまち :yabai
ルファイ :「よっ! イケメン!」
ニトシン :「ん~! ごちそうさまでした」
みかん :やばい これは…エンディングを一つ上のやつにしよう…!!
はまち :お!
まこっちゃん:やったー!!
みかん :ではエンディング描写しますね
探索者は全てのカップケーキを食べきった。
嫌な満腹感で全身を支配されて、カップケーキが目の前からなくなった瞬間に気が緩んだのかどっと疲労が襲い掛かってきた。
そのまま膝をつくように床に倒れ込んでそのまま、意識を手放してしまう。
そして次に意識を取り戻した時、探索者は自室の見慣れた景色の中で目が覚める。
そう言えば疲れ果てて帰宅してうっかり眠ってしまっていたようだ。
探索者はなぜか腹が満たされて、帰宅した時に感じていた疲労に加えて異常な満腹感と気分の悪さに吐き気を催すだろう。
先程の一瞬の夢は何だったのだろうか、大量のカップケーキが出てきたような…?
探索者は夢の内容を詳しく思い出せないまま、あまりの疲労に屈服するように再び眠りにつく事だろう。
みかん :シナリオクリアです!!!!!!!!!!お疲れ様でした!!!!!!!!!!!!!
はまち :おつかれさまでした!!!!!!!!
まこっちゃん:おつかれさまでしたー!!!!
◎シナリオのバックグラウンド
「ニャルラトホテプのケーキバイキングへようこそ。
人間は疲れた時に甘い物を欲しがるという。
人間は甘い物をたくさん食べたい時は「ケーキバイキング」に行くらしい。
それならば疲れた人間を私は「私のケーキバイキング」へと招いてやろう。
きっと人間達は喜ぶだろう。
甘い物をたっぷりと、甘い物をはち切れるまで食べさせてやろう。
もちろん食べ残しには「ペナルティ」がつきものだ。
きみたちは、ちゃんと甘い物を食べて幸せな気持ちでお家に帰ることができるかな?
ケーキバイキングのお代?お題は恐怖に歪んだ顔だよ!
カップケーキに恐怖を感じるなんて、みっともなくて面白いだろ?」
ページ管理 : 羽街由歌