青春太郎!
キズナスクリプト用シナリオ。アクター2人、共にアクター深度7を想定。
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彩州学園に通う高校生・青野太郎は、同級生の春高留美に想いを寄せていた。
学園祭の運行委員に立候補し、外部からパフォーマーを呼ぶなど積極的に盛り上げに貢献する太郎。
そう、彼は学園祭の盛り上がりがピークに達したとき、ついにその想いを告げるのだ。
あなたはパフォーマーとして、学園祭運行委員の太郎に、ライブパフォーマンスのために呼ばれた。
出番以外は自由に学園祭を楽しめる。初々しい恋をする太郎を応援しよう。
推奨属性:戦技・魔術・超越
あなたは太郎と仲がいい。親友か、教師か、いとこやご近所さんであるかもしれない。太郎の恋を成就させるため、彼の背中を押してあげよう。
推奨属性:日常・秩序・権力
記載のない部分(それぞれの趣味など)は都度GMが自由に設定してよい。
彩州学園に通う高校生。春高留美に想いを寄せている。
成績も運動も平々凡々。あまり目立つタイプではない。
一歩前に出て春高に告白するため、学園祭の運行委員に立候補し、外部からパフォーマーを呼ぶなど積極的に盛り上げに貢献している。
属性:日常
太郎と同じく、彩州学園に通う高校生。
誰とでも分け隔てなく好意的に接する。
属性:日常 / 逸品
太郎のクラスメイト。
放送部に所属しており、学園全体のBGMおよびPC1のステージ音響を担当している。
属性:日常
シナリオコア名:未来の明暗
属性:日常
サブジェクト:太郎の片思いが終わっているか?
華やかな音楽と老若男女の声に包まれた、彩州学園祭。
絶えず人々が行き交うエントランスに、{アクター1}と、{アクター2}の姿があった。
2人が同時に会場地図に視線を向けたそのとき、アクターの感性が察する。
「この学園祭が、のちに『キズナと因果の物語』に収録される物語となる」と。
そして同時に、自分には少しだけその展開を変えることができる、目の前にいる人物も同じくその力を持つ、と。
これから起こることを断片的に受信したあなたがたは、太郎の告白の成功を確定させるべく動き出す。
太郎は、{アクター2}に宣言する。「ぼく、この学園祭が終わったら…」
看破判定目標値:心10
放送部員の北島は、2枚のCDを手に、うんうんと唸っていた。
看破判定目標値:技10
ついに太郎は留美に告白する。留美の答えは…
看破判定目標値:体11
太郎が宣言する。「ぼく、この学園祭が終わったら、春高に告白する!」
そのセリフを最後まで言わせた場合、フラグ「運命」がONになり、「屋上の決戦」のエディクトが強化される。
属性:日常 代償:40(10)
北島はクラシックを流すかラブソングを流すかで迷っている。
ラブソングを選択すると、「運命」フラグがOFFになる。
「運命」フラグOFFは、「屋上の決戦」エディクト回避の条件となる。
属性:日常 代償:30(5)
フラグ変動無し。
属性:日常 代償:50(10)
開始時点でON。
場所は、体育館の用具室。
新体操部の出番が終わり、次の演劇部の舞台まで、少し時間がある。
太郎は入念に備品をチェックしていた。
そばにいる{アクター2}に、静かに語りかけ始める。
「{アクター2}には、話してなかったっけ。ぼくが柄でもなく、学園祭の運行委員に立候補した訳…」
シーンプレイヤーが続けて聞くことを提案した場合、以下に続く
「ぼくさ、好きな子がいんだよね。{アクター2}も知ってる、同じクラスの、春高」
「でさ、その、ずっと、タイミング見計らってたんだ。…告白するための」
「でも勇気が出なかった。ぼくはクラスじゃ目立たない方だし、そんなやつに告白されたってさ、困るだけじゃん」
「どこかで、一歩前に出る必要があったんだよ。それで、よーく考えた」
「運動神経のあるやつが目立つ体育祭でも、音楽に生きるやつが主役の音楽祭でもない。ぼくが手を挙げられるのは、学園祭しかない」
「聞いてよ、{アクター2}。誰かに宣言しておきたいんだ。……逃げ道を、断ち切るために」
さらに続けて聞くことを提案した場合、以下に続く
「ぼく、この学園祭が終わったら、春高に告白する!」
最後まで言わせた場合、フラグ「運命」がONになる。
{シーンプレイヤー}は今、放送室にいた。目の前で機材に向かってCDを2枚掲げ、うんうん唸っているのは放送部員の北島だ。
「ねえ、どっちがいいと思う? クラシックと、ラブソング」
「学校ってオフィシャルな場だから、やっぱクラシックかなと思うんだけど」
シーンプレイヤーがラブソングをかけることを提案した場合、以下に続く
「でもでも、俺彼女いねえんすよ。ラブソング流して周りでいちゃつかれるのもなあ」
以降の指定は無し。北島を説得しても、騙しても、物理的にどうにかしてもよい。
ラブソングをかけることに成功した場合、フラグ「運命」がOFFになる。
クラシックに関しては指定がある。
『The Symphony No. 5 in C minor of Ludwig van Beethoven, Op. 67』
(ベートーヴェン交響曲第5番 ハ短調 作品67。日本で『運命』として知られている曲)
学園祭最後のプログラムが終わり、盛り上がりは最高潮!
屋上に、太郎と春高留美が向かい合う。階段を上って観察に向かう{シーンプレイヤー}。
しかしすでに、どこで聞きつけたか、野次馬が集まっていた。
「は、春高、 あ、あの、その……」
太郎の声が聞こえてきた…!
野次馬はロールプレイの素材。どかしても、一緒に見てもよい。
野次馬が太郎に見つかっても、意を決して太郎は告白する。
フラグ「運命」がOFFなら、春高の返事はOKである。
フラグ「運命」がONなら、エディクト【ごめんなさい(代償70)】が発生。春高は困惑して断ってしまう。
やってくれると喜びます。
特筆するような制限事項はありません。シナリオ作者名「羽街由歌」の記載くらいかな。
NPC3人の顔グラフィックも使ってOKです。こちらも作者名記載お願いします。
配信・動画制作の場合はいちキズスクプレイヤーとして楽しみたいので、TwitterなりDiscordなりで教えてもらえると助かります。
ページ管理 : 羽街由歌